心霊体験の思い出 ポルターガイスト
ここ数年は「霊」という存在に
興味がなくなり
もちろん怖い話、不思議な話は大好きなので
信じなくなったというわけではないのですが、
ぷつりと興味がなくなったということで
私史上一番印象に残っている体験を
noteから抜粋してご紹介
実体験です
デザインの専門学校へ通っていたころ、
夏のサマースクールに申し込み、
アメリカのシアトルへ1週間ほど行った時のこと
その日は、日帰りのバス旅行ということで
カナダとの境辺りにある
セントへレンズ山へハイキングへ行った
山をどんどん昇っていく間、
セントへレンズ山の噴火したときの話をガイドさんから聞いていた
1980年に大噴火したというセントへレンズ山は
57人の人が命を落としたということで、
話を聞きながら、窓の外の静かな木々からは想像できないなと思っていた
目的地に着き、しばらく楽しんだ後
帰りのバスに乗り込んだ
椅子に座った瞬間、独特な嫌な感じがした
バスが走り出した後、その感覚は強くなり
心臓を内側から掴まれているような変な感じ
足元から螺旋を描いて冷気が上がって来る気配
両腕に鳥肌がばっと立ちあがる
隣の席の人が
何だどうしたんだというくらい…
通路を挟んだ向こう側の席の人が
「そっちから寒い風が吹いてくる」
そう声をかけてきて、
私は息も絶え絶えに事情を話す
「日本から御守りと数珠を持ってきてるから貸す」
その辺の数人で、これは霊現象で、山から連れてきたに違いないと結論を出し、
その御守りと数珠を借りることにしたというか、強制的に持たされた
胸のポケットに御守りを入れ、腕に数珠を持つ
体内の違和感は続き、そのうち前の座席の背の部分が
ピシリと音を立てて十字型に裂けた(;^ω^)
途中コーヒースタンドに立ち寄ったが、
髪は逆立ち、私の顔は何とも言えない顔になっていたらしい
セントへレンズ山を離れ、寄宿舎に近づくにつれ
身体は段々楽になり、到着したときは完全に元に戻った
バスを降り、心配してくれた人たちにお礼を言い、御守りと数珠を返そうとしたが、数珠はあったのだが、胸のポケットに入れたはずの御守りがない
あちこち探し、バスに戻りバスの中も再確認し、見つからないので、
貸してくれた人に謝罪したが、貸してくれた人も、それで厄払いが出来たのならと言ってくれたので、ほっとして部屋に戻った
鍵を開けて自分の机の上にカバンを置こうとすると、
机の上に
借りて無くした
あの御守りがあった…
すぐに御守りを貸してくれた人に返しに行く
二人で呆れて
いたずらポルターガイストだと話した
~この体験は、物理的移動というもので、霊現象とはちょっと違うかもしれませんが、
関係はあるかと思います
たまたま波動が合ったんでしょうね(;^ω^)
その後は特になにもありませんでしたが
元々お世話になっていた寄宿舎自体が、ひどい霊現象が頻発していたので、
私はへいきでしたがw
その中ではましな方だと思います
もう一つポルターガイスト物
そのサマースクールの帰り、
なぜかハワイ経由で、ご褒美とやらで2泊することに
ところがかなりチープなツアーだったようで、
海岸のホテルではなく、かなり山よりの
これまた古ぽいホテルに泊まることになっていた
部屋に入ると、何とも古臭く、特に奥のベッドの横の壁に飾ってあった黄色い絵がとても目を引いた
その頃はスマホがない時代だったので、写真は残ってないのが残念だけど
何とも不思議な絵で、
黄色の中に白い絵の具がところどころ走っていて
赤い丸い点が広がっているという抽象的な絵だった
二人部屋だったので、どちらがその絵の下のベッドに寝るかもめて(もう一人の子もその絵は嫌がっていた)
じゃんけんで負けて私が寝ることに(「洋子ちゃん」の話の時と一緒で、そういうときはやたらにじゃんけんが弱くなる(;^ω^))
いざ寝るときは、なるべく絵を見ないようにして
真っ暗にして寝る習慣を破り、電気をつけて寝た
夜中ベッドの揺れで目を覚ます
ハワイ=火山
という短絡的な思考で、噴火だ地震だとあたふた飛び起き、
自分のベッドだけが揺れていることに気が付く
?
不思議に思い、ベッドを下りもう一人の子のベッドに行くが、
その子のベッドは揺れていない
?
声をかけて起こすも、全く目を覚まさない
悔しくなってゆすったり、つねったり←
でも起きる気配無いので、考えた末自分のベッドに戻る
揺れているベッドをみていると、枕もとの電話が鳴った
?
なぜ電話が?誰が?
不審に思うも
思い切って出てみる
テープの早回しのようなキーキー声で
Kill you!
確かにそんなふうに繰り返すだけ
もちろん無言で切る
困り果てたが、まだ夜中の1時くらいだったので、
仕方なく揺れてるベッドにもぐり、布団をかぶって寝たw
翌朝
腕に痣が出来たと文句を言っている声が聞こえた
理由をいうも、
全く信じてくれず、ベッドの柵にぶつけたんだと決めつけていたのでそのままにした
フロントへ行き、電話のことを聞いてみる
調べてもらったが、電話は使った形跡(着信も発信も)ないという
その日の晩は、今日寝るの邪魔したらただじゃおかないからと
思念を送ったのが効いたのか、何事もなかったのでたすかりました(;^ω^)
そのホテル自体、やばそうな人がうろうろしていたり、
何か気の流れもよくなく、
そう言うのが集まり澱みやすいんだろうなとおもいました
怖くはなかったですが、思い出深い体験でした