Midnight Café ☆・☼・ ☽ スピリチュアルライフ

本当の自分と人生の旅をしよう。スピリチュアル的な道しるべに…

奇妙な思い出

霊は直接出てきませんが

ちょい怖い話かも(´ω`)

 

小学1年の頃

 

前にも書きましたが

バリバリに霊の吹き溜りのようなところに

住んでいましたw

 

ある日

帰宅後だから午後1時頃か

同じクラスでも全く接点がない

文子ちゃんが

突然うちにやってきた

 

面白い家があるから見に行こうと

しつこく誘うので

ついて行く

子どもの足で

3〜40分

一軒家の平屋の家作がたくさんあるところ

そこをウネウネ進み やっと辿り着く

 

空き家だからと手を引かれ

ドアもないその暗い開き口から

中に恐る恐る

(今思えば不法侵入だと思いますが… f^_^;)

 

荒れ果てた畳の部屋に新聞紙が散らばり

奥に倒れた日本人形

白い箱

そしてなぜか

エバタくんという

違うクラスの男の子が正座していた

 

私たちが行くと

ゆらゆら立ち上がり

無表情で出て行った

 

何してたんだろーねといいながら

奥に

文子ちゃん

平気で人形触って放り投げてた記憶

白い箱はスイカの玉くらいの大きさ

薄い布で包まれていた

私はなんとなく落ち着かず

入口の方へ

 

入口のすぐ近くに土間の台所

なぜか錆びた包丁が1つ

文子ちゃんが

風呂に汚い水が溜まってると騒ぎながら

やってきたが

包丁をみると

おままごとをしようと

いきなりそのへんのものを刻み出す

 

なんか怖くなってきて

そっと見てると

 

ガルちゃんはお風呂入って!と言う文子ちゃん

風呂場は薄暗く

水は淀んで底が見えず

 

ほら早くと

押す文子ちゃん

 

帰ると言うと

ご飯できたよと何か差し出してくるので

手で払う

転がり落ちた その何かから

ぴちゃと跳ねかかり

驚いて飛び出す

 

紫色の空が印象に残るも

どこをどう通ったかよくわからないが

何とか家に着く

跳ねかかったものが

お気に入りのブラウスについていたので

外にある風呂場に行き

一生懸命落とそうとしていたら

 

血相を変えた母が飛び込んできた

あんた どこ切ったの!?

え?と思い

見ると落とそうとしているものは

赤黒いシミとなり広がっていた

 

なんでも私がいないと

大騒ぎになっていて

警察に捜索願い出しに行くところだったそう

 

まだ夕方と思っていたが

夜の7時を回っていた

 

厳重注意を受け

服を汚したことは怒られなかった

怪我もなく

赤黒いシミはよくわからないまま

 

次の日学校へ行き

文子ちゃんを探す

昨日の事を確認しようとしたら

何のことかと言われた

私と遊んでないと言う

 

空き家は確かにあるが

危ないから行っちゃだめということらしい

 

エバタくんの話もしたけど

知らないという

 

エバタくんのクラスに行き

そっと姿を探したが

いたけれども

正座していたエバタくんと

ちょっと雰囲気が違う気がして

クラスに戻る

 

納得いかなかったが

小学1年の頭じゃ仕方ない

 

 

今でも

あれは何だったのかと

時々思い出す体験

 

どこか違う世界にいたんだろうけど(´ω`)

 

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