不思議な話(オカルト)
学生の頃、霊感があるか確かめる心理テストというのをしたことがあります。
簡単なテストで、ご存知の方もいるかと思います(^.^)
記憶の糸を辿って簡単にご紹介
1 目を閉じてもらう。
2 問いかけ人
「あなたは今自分の家の前にいます。
玄関を開けてください。」
3 誘導しながら、その人の脳裏の中で家の中を歩き回ってもらう。
4 目を開けてもらう。
5 問いかけ人が問う
「誰か居ましたか?」
こんな感じのテストだったかと思います。
いるのいないので、かなり盛り上がった記憶があります。
ただ、このテストは洒落にならないものを含んでいるらしく、
ここから実体験を紹介します。
このテストを受けたバイト先のS。
「誰か居ましたか?」
そう聞かれて、居たと答えました。
「どこにいましたか?」
「2階の押入れの中です。」
「それは家族でしたか?」
「家族は居ませんでした。」
「なら誰ですか?」
「知らない人です。」
「どんな感じの人ですか?」
「白髪頭のおばあさんです。」
そんな感じのやり取りが続きました。
傍らで聞いててゾッとしたのを覚えています。
どうやら、目を閉じて家の中をチェックし、家族以外の人がいたら、それが霊で、霊がいた場所がいる部屋という…
嘘だ〜とバイト先メンバーで騒ぎながらその日は解散しました。
次の日、バイト先に行くと私のところに飛んできました。
「出た出た!」
そういうと勢いよく話し始めました。
帰宅したあと、玄関を開けると中で妹が駆け寄っきた。
何でも2階で音がする。行ってみると音の元あたりの押入れが開かない。
中でコトコト異音もするので確認したいのだが
手伝ってくれと。
快諾して2階へ向かうも、ふとさっきの心理テストを思い出して嫌な感じを受けた。
さっきの心理テストで答えた押入れの前に立ち、さらに嫌な予感が増すS。
コトコト…
確かに音がする。
妹に促され、嫌々押入れの戸を2人で力任せに叩き開けた。
ガラッと開く押入れの戸。
そこには体育座りしている白髪頭の老婆がいた。
絶句するS姉妹。
2人を見てSに向けニヤリと笑う老婆。
次の瞬間、老婆はスッと消えた。
転がるように1階へ逃げだしパニクる姉妹。
そのあと帰宅した母にまくし立て、確認してきてもらうも、怖いので姉妹で固まって寝たとのこと。
話を聞いて、心理テストした時の現場にいた人たちも困惑していました。
そのあと老婆の姿は見ないそうでしたが、ラップ音や変な現象が起きることはあったそうで、怖いと言っていました。
私の見解は、あの心理テストは、一種のトランス的な状態を作り出して、リモートビューイングというか、霊媒というか、チャネリングぽい状態でコンタクトさせてしまうのではないかと。で、Sは上手く作り出し、たまたまそこにいた霊と合ってしまったのだと思います。
ただ、これでえにしが出来てしまったので、心配といえば心配ですが。
コックリさん以来の不思議な降霊術だったのかな🤔
やって見ようと思う方もいるかも知れませんが、自己責任で(^_^;)