Midnight Café ☆・☼・ ☽ スピリチュアルライフ

本当の自分と人生の旅をしよう。スピリチュアル的な道しるべに…

不思議怖い話

今の住居に越して来た時、

 

近所の老人から聞かされた話。

 

雨の夜は気を付けろ。

そんなことを言われれば、逆に気になるじゃないですか(;^ω^)。

早速根掘り葉掘り聞きだすことには、
我が家の前の道、南から北の方に伸びているのですが、
そこは、落ち武者が北へ逃げる裏ルートだったようで、そこを通って東北方面へ向かったようです。
が、我が住居周りの村人?たちは、懸賞金?目当てで落ちゆく武者たちを待ち伏せては、首をとっていたそうです。

その時の、襲われた首のない武者の魂が馬に乗って走りゆく音が、雨の日、特に霧が立つようなしっとりした雨の日の夜に見られることが多いとか。
雨が降る中、蹄の音と、鎧から出る音が混ざり合い、未だにさ迷いゆく首のない?武者の姿がリアルに浮かび上がり、ぞっとしたものです。
ホラー小説の舞台のようだと複雑な喜びも…(;^ω^)。

ここまでですと歴史のこぼれ話のようですが、実際結構色々不思議な話がある土地柄で、
知っているだけでもあげてみると、

 

・この通りの入り口の右手の山の家の敷地に、「御みたらし」と呼ばれる、弘法大師ゆかりの、なんでも通りかかった時にお世話したお礼に、錫杖で地面を叩き泉を沸かせて、どんなに雨が降らない時でも水が涸れることがないという伝説の池がある。

・その池の近く、二匹の白蛇が住んでいて、住民が怖がるので、二つ先の街の山に捕まえて捨ててきたところ、先に戻っていた、

・この道が通るところは谷で、周囲は山なのだが、水子地蔵、馬頭観音があり、一帯が湿地帯だったそうで、いつもじめじめしている。新築の建売も、一年くらいで押し入れの中が湿気でカビだらけになるという。

・首に関連する病気やケガの人が多い。
脳梗塞、脳溢血、痴呆、精神障害、凶暴性のある引きこもり、むちうち…
昭和中ごろには、鶏を肉にする作業場があったそうで、道に流した水でいつも赤かったという。

・ご近所の、流行り病で亡くなったご夫婦、大きな石、小さな石を家に置きまくり、家の中にまで置いていたそうで、空き家になったその家を購入した人に聞くと、気味の悪い石で、庭に置いてある大きな石の前で、ガーデニング敷いていた時に鎧を着た落ち武者のような霊を見たとのこと。

とまあ、こんな具合で。

我が家も、ちょろちょろ霊が通っていた時もありましたが、最近は少なくなっていると思います(;^ω^)。
今もテーブルの上のばけたんが赤く点滅中…

私の解釈では、一種のケガレチな土地なんだと思います。
本当は、人が住むべきではない、じめじめして湿気の多い土地。
悪い気がたまりやすいんでしょうね。

落ち武者狩りは、あったとしても、その呪いとかで、首関係に影響が出てるとも言えますが、土地の状態にもよると思います。
自然に敬意を払いつつ、心の風通しを良くして過ごせば最小限の影響ですむかなと。
人によりけりでしょうけど(;^ω^)。

最後にこぼれ話。
その話を聞いた数年後、話してくれた老人はくも膜下出血で亡くなりました。
亡くなる一日前、犬の散歩で夜遅く外に行くと、少し先の街灯の下に人影見えました。
目を凝らしていると、すっと前に出てきたその姿はあの老人で、私に向かい会釈したので、私も会釈し、家に入りました。

数日後、老人が亡くなった話を聞き、もうだいぶ前から入院していたそうで、亡くなった日時を聞くと、会釈した姿を見た日は、もう危篤状態でいたらしいと。
なるほどねと理解しました。魂で家に戻っていたんだろうと。

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